日蓮宗の教え
日蓮宗は五千以上の寺院・教会等を有し八千人余の僧侶、多くの檀・信徒を擁している。
日蓮宗はこのような伝統を背負った仏教正統の集団であり「日蓮宗宗憲」には、このことを第一条(伝統)に、久遠実成本師釈迦牟尼仏から、その本懐である法華経を、末法に弘通することを付嘱された本化上行菩薩の応現、日蓮聖人が開創唱導した真実の仏法を開顕する
仏教正統の宗団である。
日蓮宗は不惜身命の経意を体し、異体同心の祖訓を奉じ、祖山中心の信仰を賢持ちし、皆帰妙法の祖願う達成に精進することを本誓とする。
私たちは、日蓮聖人によって体験せられた法華経を、人生すべての基本といたします。
久遠にわたり衆生を救おうとされている釈迦牟屁仏は、智慧と慈悲をすべて備えられた本師です。
私たちは、このみ仏に絶対の信仰を捧げます。
南無妙法蓮華経は、衆生が成仏するための肝要な行法です。
私たちは、このみ法を堅く心身に保ちます。
人々にお題目の種を植え、み仏の国土を建設することは、日蓮聖人の誓願です。
私たちは、聖人を導師として、その現実に精進いたします。
私たちは、常に仏子としての自覚を持ち、すべての衆生と共に真実を求めて生活しています。